efplan -1級建築士事務所-
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知ろうとしないことは罪。 って帯に書いてあって

   

「南京事件」を調査せよ  清水 潔

今年の春、家族でスキーに行きました。受検を終えたばかりの息子と例年のごとく競技スキーにどっぷりの娘と泊まりのスキー旅行。スキー一家のわりに改めて思うと家族全員でのスキー旅行は初めてのことでした。
行き先はいわゆるリゾートスキー場。ゴンドラに乗って向かう山頂にはスキーをしない方も楽しめる展望台なんかもあるので、ゴンドラ乗り場にはスキーを履いていない観光客が列をなす、なんていうのも珍しくない光景。それも主に中国系の方がほとんどを占める、といういまや北海道では日常的な風景です。
私たちが数回ゴンドラ利用したときの一回だけ、その大挙して押し寄せた観光客の方々のど真ん中に。始めのうちは、一つグループが離れたらかわいそうか、と数人を通してあげていたのですが、そこにつけ込む感じでまさしくエンドレスに前を通り過ぎていく。
それを引導する男性は当然うちらも見えている。
さすがにゴンドラの係員がうちらに「いいんですか?」と聞いてきて。
うちらはみんなのんびり屋なので、別にいいんだけど、ちゃんとしないといろんな意味で正しくない、と思いぐっと前に出て乗ることにしました。
でもね、私たちがスルーさせていく間、そのにらみを利かせているオヤジの隣で、ずっとうちらに頭を下げ続ける若い人がいて。

たかが80年くらい前の南京の話。
そんな事件など全くない、と主張する風潮もあるし、何十万人と虐殺されたという話と。
この本はどちらのバイアスもかかってない方が「調査報道」という形で事実を追っていく本。いわゆる、残された証言、ひとつの日記だけで判断しないで、それに照らし合わせてウラをとっていく。わずかに残された軍の日誌や写真、同じ日のことでも、いろんな方の書き残したものを照らし合わせて。
虐殺はありました。数万の方を。川岸に連れてきて、数千人を一気に銃殺、殺しきれない場合は銃剣でさす。そのまま川に流す。軍人だけでなく、市井の人も女性も子供も。南京だけでなく、その行程でも強姦、略奪、虐殺。
「穏やかな日本人がそんなことするとは思えない」と私も思う。軍人とはいえ、徴集された方は今の私と同じ家族もいて、殺人とは本当に無縁の方だったはず。

中国の方はこのことをみんな学んで大人になります。

欧米の方がいっぱい買ってもそうは言われないのに、中国の方が買うと「爆買い」と。
この「爆」に込めた感情がまだうちらに残っているということがとても怖いです。

それとこの当時の日本の状況。軍部が暴走して実権を握り、国際的な批判も無視し、制裁を科されていくことで孤立して、最後は戦争に打ってでる。あの時、日本に核に関する技術があったなら、当然実験はしていたでしょう。
まさしく、今の北朝鮮と全く同じです。

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