efplan -1級建築士事務所-
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建設業とは

   

   

18日の道新の記事。
「道発注の工事をモデル事業として、その現場に関わる全作業員を週休二日にする」という報道。
狙いはやっぱり建設業の深刻な人手不足を解消すること。らしい。今は建設業の有効求人倍率は全職種で最も高い5.27倍。
工期を今までよりはゆったり目にしてくれるそうです。

これ喜ぶ、というかこの恩恵に授かれるのは、現場管理のゼネコン職員と道の職員くらいかと。
ほとんどの職人さんは日給月給。土曜休みなった分、ただ収入が減るだけ。ひと月10万くらい減る方もいるはず。年間だと100万減。500万の方が400万に、400万の方が300万に。
人にもよると思うけど、土曜だけ違う現場に向かう、もしくはそんな土曜休みの現場には入らない、ということになると思います。


今日の記事。
「フリーランスとして働く人が不当で、かつ不安定な地位にいるので、発注企業による不当な要求から保護しよう」と公正取引委員会が検討し始めた、という記事。
フリーランス、なんていうとIT系の方やデザイナーみたいな方を想像するかもしれませんが、この記事の中でも明記されてますが、建設現場で働く「一人親方」と呼ばれる大工や左官の職人さんはまさしくフリーランス。その数はデザイナーとかより圧倒的に多い。
私もその一人。
労働基準法の労働法制の適用外。長時間労働も労災も賃金の未払いとかあっても、知りません、という立場。怪我しても事故にあっても、おのおので、ということ。セクハラはないけど、いろんな方向からのハラスメントはいちいち名前も付けられないくらいあるかも。
それを何とかしましょう、という動き。

こんなこと、できるかな。
私なんかでいうと、大工さんで行くときは対企業、会社とかじゃなく、親方や同業種の方に呼ばれて、って感じ。当然その親方の上には会社、はあるけど、その会社っていっても、社長がいて社員がいるかいないかくらいのものですから、どんな網を張るのか知らないけど、全然その網には引っかからないと思う。

どちらのことも、人手不足ということがあります。
今は職訓みたいなところに入って勉強したり技術を学んでも、一人も大工さんにならないという話を聞きました。
インターンみたいなので、現場に入ってみたら、その現実に、え、この仕事一生は無理、と思うのだろう。
土日休みじゃない、残業ある、給料安い、出会いない、汚い、重たい…
ならもっと楽でいい仕事、あるなら、いくよね、そっちに。



建設業、どうなるんだろう、
なくなるのかな
何も建たなくなるのかな
前も言ったけど、小さい子供が小さい時だけに見る夢の職業、で終わりなのかな。
どうしてその夢は大きくなるにつれて、大工なんて、ということになるんだろう。
野球選手、とかって中学高校になってもなれるんならなりたいと思うのに。
小さい子が大工さんに、というのは何かが作れるから、それは楽しそう、すごいこと!と思うからでしょ。
それは出来るのに、どうしてはじかれるのかな。
カッコよくないから。社会的地位が低いから。収入が低いから。
社会をみて、学んで、少し俯瞰してみたら、その仕事はちゃんと大学まで行って選ぶ仕事じゃないということになるのでしょう。
つまらなそうに見える、カッコよくないと見える、お金が稼げないと見える、安定はしてないと不安になる。

そういうのは行政だけの問題ではないのかもしれない。

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