efplan -1級建築士事務所-
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ミルフィーユ

   

   

WORKS の一番初めのお宅。ハトヤマを抜くと処女作。
このオーナーさんのご実家がはす向かいにあって、そのお宅の屋上からの眺め。
ここからは観たことはなかったな。

9年前。9年。
もっと前のことに思える。歳をとるにつれて一年が本当に早く感じて、子供の頃の半年が1年くらいになってきています。でも、9年って短いようで長いものなのかも、とも思いました。
このお宅の後にいっぱいお家を建てたり、設計しました。
0歳の子が9歳と考えるとやっぱりいろいろとあるし。
どのお宅を思い浮かべても、あんなことがあった、こんなことがあったと全て思い出せます。
「ローマの休日」のオードリーヘップバーンの最後の会見のように、どのお宅もそれぞれに心に残っております、と王女の振る舞いで言えます。どれか一つとかはない。

映画では最後にアン王女は「ヨーロッパで最も気に入った国は?」に対し、一つに絞ってはいけないのに、意を決して「もちろんローマです」と微笑んで答えます。そして、最後にこう言います。

I Wish cherish my visit here in memory,as long as I live
(生きている限り、ここで過ごした思い出を大切にします)

数日の恋を一生の思い出として大事にしていく、という決意と切なさと強さと、いろんな想いを感じて泣いてしまいます。何度見ても。
会見が終わった聖堂でひとりになり、ついさっきまで隣にいていろんな冒険をしていた彼女との距離が離れていく、二度と会うこともない。
そしてそこをゆっくりと歩き去っていく彼。
大人。

こういうのが足りないんだ、きっと今は。福田事務次官のことも山口さんのことも。
人の厚み、というのはこういう経験の「層」の積み重ねじゃないのかな


https:// furufu.wixsite.com/ efplan-works ←意味はありません。

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